1948-02-05 第2回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号
これは一世帶五千圓としますと十萬世帶であります。從つて第一次、第二次合計いたしまして三十二萬五千世帶ということになるわけであります。
これは一世帶五千圓としますと十萬世帶であります。從つて第一次、第二次合計いたしまして三十二萬五千世帶ということになるわけであります。
次に罹災者の第一封鎖預金の拂出しでございますが、これも御承知のごとく最高一世帶五千圓、一人最高一千圓ということで、現金の支拂措置をとつたわけであります。これにつきましては、その額が非常に少いというもつともな御意見が他方に出ているのでありますが、關係方面との關係もございまして、この點はまだ大藏省において十分必要であると認める程度の措置がとられておらぬことは遺憾と思つております。
財務局の地方部と連絡いたしまして、生活物資の購入費として第一封鎖から一世帶五千圓一人當り千圓まで自由預金の支拂を認めるわけであります。これは群馬縣におきましては家屋全壞者についてでありますが、家屋が半分壞れておるものに對しては、一人當り六百圓、一世帶三千圓まで、床上浸水者に對しては一人當り四百圓、一世帶二千圓までというふうにいたしております。なおその他福徳定期の解約申込というのがございます。
今のお話大體見透しだけはわかつたような氣がするのでありますが、今度の災害對策に、大藏省は金融措置令の一部改正をはかつて、封鎖をもつておる者の解除に對しては、一世帶五千圓程度の現金引出しを認め、その他の改正を行つたようであります。
それから大藏省としてはすでに昨日、とにかく買うに自由圓がなくては困るわけでありますから、東北の例に倣いまして一人一千圓以内、世帶五千圓以内の自由拂を認めるよウ指圖をいたしまして、今日指圖が現地に屆いておると思うのであります。
もちろん第一封鎖預金のないものは農民にはないのでありますが、一人當り千圓、一世帶五千圓の範圍内において第一封鎖預金から自由支拂ができる、こういうことになつておりますが、かりに封鎖預金がありましても、五千圓程度では、馬一匹買うにも二萬、三萬かかるという状態でありまして、これは今までの先例を重んじたかとも思いますけれども、もつとわくを機械的、畫一的にしないで、實情に應じたところの處置をとつていただきたい
三は、罹災者の生活必要物資購入のため、一人千圓一世帶五千圓の範圍内において第一封鎖資金からの自由支拂を認めること。備考、和歌山縣、高知縣及び兵庫縣等の水害地については右に準ずる措置を講ずること。なお右の國庫補助による補助及び府縣の負擔する額は早急に各縣別に決定する豫定」こういう了解事項を今閣議で決定いたしました。
實は外國で働いておつた方が、日本に歸つて一世帶五千圓という金は、昔の五百圓にも足りない、そういう金では、米を一升か二升買えばなくなる、というよう状況では、とても生業資金なんかということによつて満足することはできませんから、それらの點につきましては、今回の追加豫算の方でも大藏省の方とも大分交渉したのですけれど、できるだけは認めてくれたのですけれども、七百億圓の豫算を運營しようとうことで、いろいろな國家